DeallocationCheckerをv3.0にあげたときの注意点
ざっくりまとめ。
- DeallocationChecker を v2.0.1 から v3.0 をあげた
dch_checkDeallocation()
は deprecated だと怒られるDeallocationChecker.shared.checkDeallocation(of: self)
に修正
- error とか warning とかはでないけどまだやることがある!
DeallocationChecker.shared.setup(with: .alert)
が必要
です。
環境
- Xcode v10.1
- Swift v4.2
DeallocationChecker をアップデートする!
DeallocationChecker をつかっているのだけれど、
v2.0.1 から v3.0 へアップデートをしました。
そのあと、ビルドをしたときに
dch_checkDeallocation()
は非推奨という Swift Compiler Warning がでるので、
v3.0 に対応した書き方に修正しました。
DeallocationChecker.shared.checkDeallocation(of: self)
に書き換えるだけという簡単な修正です。
これで再度ビルドをすると warning は無事きえます💪
それだけで v3.0 対応はおわりじゃない!
これで warning も error も何も出ないですし、実行自体も問題なくできますが...
これだけでは実はダメなのです!
v2.0.1 では必要のなかったセットアップが必要になります。
AppDelegate 等で...
#if DEBUG
DeallocationChecker.shared.setup(with: .alert)
#endif
という記述が必要になります!
ちょっと確認で、循環参照させてみたけど何故か怒られなかったので気づきました(笑)
何も起きないことが正常なライブラリですから、、、こういうの気づきにくいですね。
リリースノートをちゃんとみる人はすぐに気づくでしょうけど
ミニマムな機能のライブラリですし、そんな機能もかわらないでしょ。。っと確認を怠ったので、
あやうく全く意味のない状態のまま開発を続けるとこでした。。
v3.0 から導入する人は大丈夫でしょうけど、僕みたいに雑にアップデートした人は気をつけてください!(笑)