Bitriseでステップの特定バージョンを使う方法
久しぶりの Bitrise 周りのお話ですが、内容的にはドキュメントに記載がある事ですのであしからず。
ステップの特定バージョンを使いたい
諸事情からあるステップの特定のバージョンを使いたい場合どうするのでしょう?
Workflow の編集画面には一応バージョン指定をするためのプルダウンがあるのですが、そちらには 3.2.x というように、ある程度レンジがきくような指定方法しかありません。
3.2.x は 3.2 系で最新版を適用するといういみなので、
最新の 3.2.3 ではなくて、3.2.2 を使いたいです。というような場合にはこの方法だとできないのです。
bitrise.yml を直接編集する
Workflow の編集画面にないのであれば、yml を直接いじるしかありません(笑)
ステップ名に @ でバージョンを指定することができます。
今回の例で 3.2.2 を使いたいという場合は以下のような感じです。
steps:
- [email protected]
編集画面のように 3.2.x とする場合は
steps:
- [email protected]
こう。
ここまでくるとわかると思いますが、では 3.x は?
steps:
- xcode-archive@3
こうです。
何も指定しない場合は、メジャーバージョンの縛りも関係なく常に最新バージョンを使う様になります。
背景
基本的には、最新版でOKなはずですし、絞りたいなーとおもってもマイナーバージョンまで限定できたら基本いいはずでしょ。パッチバージョンまで指定したいって... 🤔 という話なのですが、どうしてこの話がでたのかというと、Xcode のアーカイブステップが突如コケるようになったのがことの始まりでした。
BitriseのArchiveステップが何もしていないのにコケるようになってる..なんだろな。
— anz (@AnzNetJp) June 1, 2021
どうやら、この issue の対応として昨日新しいバージョンがリリースされたようで、軽く見た感じとしてはこのリリースが影響してるのだろうなーと。
自分の場合は、develop ビルドでの設定が足りてないという旨のバリデーションエラーがでてコケてたのですが、こちら issue のように、他の人も影響がでていそうです。 なので、何かしら修正なりがまた入るかもしれないし、変に追加設定したくないという思いから、1つ前のバージョンを使いたいなと思った次第です。
なんか validation 周りが強化されたっぽいのかな。
— anz (@AnzNetJp) June 1, 2021
developまわりのが不足してるって怒られてるし。これが影響してるかなぁ。まぁ心当たりはあるのだけれど、appstoreとかadhocでarchiveとかbuildするのにいらんでしょ感ある
腑に落ちていないご様子の僕(笑)