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Sequoia だと open コマンドで Finder が指定されたフォルダを開けない

やっと最近 Mac を Sequoia (15.3) に上げたのだけれど、それでターミナルで open コマンドが意図した挙動をしてくれない問題に遭遇した話

詳細

% cd ~/Documents/Workspace
% open ./

こんなコマンドを実行したときに期待するのはもちろん Workspace フォルダを Finder が開くことなのだけれど、なぜかルートフォルダが開かれるという問題が発生。
これがどこを指定してもルートフォルダを開くのではなくて、サクッと確認した感じだと Desktop とか Downloads は問題なく配下の指定フォルダを開ける。
にもかかわらず Documents は Documents 自体は開けるけれど、配下のフォルダになるとなぜかルートフォルダを開くという。。

解決策

諦めて作業していたところ Finder の「よく使う項目」の表示に「書類」(Documents)が表示されていないのを確認。たぶんOSアプデで選考が変更された模様。
自分はよくアクセスするので Finder の設定から「よく使う項目」に「書類」を設定して表示させたところ、以降は問題になっていた open コマンドでも Documents 配下のフォルダが開けるようになった。
どういう関連があるのかは全くわからないけれど、自分の環境だとこれで解決できた。

翻って、よく使う項目からダウンロードを外したら、ダウンロードでも open コマンドで配下のフォルダが開けなくなるのかな?と思い試したところ、そうはならなかった。
書類だけがなにか特別なのだろうか...詳細は不明なのだけれど意図している挙動になっているので良しとする(笑)

参考