anz blog

FirebaseHostingの使用済みストレージ容量が実際よりめちゃ多い

ざっくりまとめ。

  • 使用済みストレージの容量が実際のサイトの容量よりめちゃ多い
    • 実際は60MB。コンソール上は260MB
  • バージョンごとに紐づくものを全部もってるから
    • Deploy するごとにどんどん増えていく
  • 対応としては、よしななタイミングでバージョンを削除する
    • もちろんロールバックはできなくなる

です。

環境

  • Firebase tools v6.2.2

問題

Firebaseを無料枠で使っているのでふと Hosting で使用済みのサイズがきになってみてみました。
無料枠とはいっても 1GB まで使えることは調査済みだったので、リミットをきにしてというよりかは、
単純に今のブログでどれぐらいなんだろう?という興味本位からでしたが...

260MB/1GB

?!?!
1/4すでに使っているだと...!?
ってなる数字が表示されたので焦りました。
(gifとかもあるとはいえ異常すぎる!)

調査

ローカルにある public を Finder とかでみると
60MB と、想定しているぐらいのサイズを示してきたので、
やっぱり Firebase が何かをしているんだろうとあたりをつけてちょっと考えてみました

すぐに思い当たりました(笑)

Firebase Hosting ではバージョン管理みたいなことがされていて、
deploy しちゃったあとでも以前の状態にすぐに戻せるという便利機能があるのです。
ということは、もちろん delopy するたびに新しいバージョンをきってそのときのリソースを全部持っているということになります。
でないとロールバックとかできないとお思うので。
で、多分その履歴分の容量も合わせて 1GB に収める必要があるのだろうと。

対応

ということで、履歴を削除してしまえばその分の容量が空くはず!
ということでやってみます。

Hosting のダッシュボードにいくとリリース履歴というリストがあるので、
そこにマウスカーソルをもっていくと、3点リーダみたいなのが表示されるのでそれをクリックして、
展開されるメニューのなかから「削除」をクリック!
これを結構な数繰り返してスッキリさせてみました

結果

最新以外は全部削除してみた結果

削除後のストレージ

無事に減りました。
が、なぜか実際のサイズより多いんですよね。
反映に時間がかかってるとかなのか...?🤔

ただし、もちろん消してしまった履歴にはロールバックできなくなるので、
ロールバックするかも!?と思ってしまうようなら残しておくことをおすすめします。


僕の場合、Metaslsmith で構築している...つまり、そっちを git で管理しているので、
そもそも Hosting 側でバージョン管理はいらないんですよね(もどしてbuildしたら良いだけなので
というとで、deploy したら最新バージョン以外は削除するみたいな設定ができたらいいのですけど...そういうオプションを指定して deploy できないですかね。

一括で削除できないから溜まってからやるとつらいのです
今回20ぐらいあったのだけれど、すでにつらかったのです(笑)
クリック->削除->クリック->削除->クリック->削除...クリック地獄になるんですよね